by Kumiko SHIMIZU from Unsplash
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夏の映画日記 ≪配信情報は2024年10月のものになります≫
この夏も暑かったですね。
なかなか記事したい!というところまで行かなくて書けていないのですが、最近観たものを書いておきます。(備忘録)
マリー・アントワネットに別れをつげて(2021年/フランス・スペイン)

マリー・アントワネットに別れをつげて (字幕版)
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監督/ブノア・ジャコ 主演/レア・セドゥ
レア・セドゥを見ていると眠くなるのであまり作品を観ていないのですが、この映画の彼女は大好きだ。王妃役はダイナマイトな美女ダイアン・クルーガー。孤児だった主人公は宮殿で朗読係という立場を得、日々王妃を敬愛してやまない。しかし革命が迫り・・・彼女はなにものでもなくなる。王妃から自由になった、彼女の表情、力強さが素敵。
革命が起きる、何かが迫る、不安、でも信じられないような。こんな感じだったのだろうなと思える、城内や使用人の日常がおもしろい。朗読する本が不思議。また観ます
蜘蛛女(1994年/米・英)※マイベストシネマ100

蜘蛛女
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監督/ピーター・メダック 主演/ゲイリー・オールドマン レナ・オリン
レナ・オリン(大好き♡)がすっごい映画。邦題も合ってる。公開時のキャッチフレーズは「愚かな男の死骸がゴロゴロ」だって(注:コメディではありません)
大好きでVHS持ってるんですが、映画チャンネルでやっていたので久しぶりに観ました。レナ・オリン、あらためてわけがわからん。ほれぼれ。
荒野に立つダイナーの店主は大切なひとを待っている。店主の男は愚かだった昔の自分を思い出す。男は女にだらしない汚職警官だった。マフィアからある女を暗殺しろと言われるが逆にからめとられていく。。。音楽がマイルス調で懐かしい印象のフイルムノアール。男は見晴らしの良い自宅で妻とダンスを踊る。その様子、妻の言動がなぜか一番不穏、不安にさせられる。
レナ・オリン。派手なお顔なので悪女と言えばこの方(「ナインス・ゲート」など)というイメージなのですが、こういう人って素がものすごく真面目で普通(「ショコラ」など)であるような気がしてしまう。(実際はよく知らない)
インスタント沼(2009年/日本)

インスタント沼
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監督/三木聡 主演/麻生久美子
「亀は意外と早く泳ぐ」「時効警察」など大好きなのですが、この映画はまだ観てなかったので視聴。沼のところがちょっとダルいのですが、そこが監督の作りたかったメインのネタかもしれない。ギャグと小道具がおもしろくやっぱりとっても楽しみました。
ところで監督作「怪獣のあとしまつ」。まだ半分しか観てないけれど(テキトーな観方でいいと思ってる)かわらない三木節でげらげら笑わせてもらった。けど不評らしくてファンとしては悲しい(半分しか観てないくせにだけど)やっぱ・・・うーむ、「亀はー」で練習するとか、監督のファンじゃないと無理なんでしょうかね。制作規模が大きくなると合わないんでしょうかね。

大怪獣のあとしまつ
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ビューティフル・デイ(2017年/米)

ビューティフル・デイ(字幕版)
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監督/リム・ラムジー 主演/ホアキン・フェニックス
何度も観ている大好き映画。
重いPTSD、希死念慮を抱えた殺し屋をホアキンが演じる。このホアキンが大好きだ。
これぞヒーローのホアキンだ!
主人公は妄想があり、自殺行為の映像も繰り返されますので、注意して下さい。
ボーはおそれている(2023年/米)

ボーはおそれている
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U-NEXT⇓(レンタル)


監督/アリ・アスター 主演/ホアキン・フェニックス
「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の新作、続けてホアキンさんです。
長くて陰鬱ですが見ごたえありました。なんかーカフカの「トライアル/審判」を観てるような気分でした。
とにかく 思ったこと
相手に罪悪感を植え付けるような言い方をしてはいけない
自分が責められないようにするために
と、思った
マルホランド・ドライブ(2001年/米)
4Kレストア版一週間限定リバイバル上映 も観に行きました

マルホランド・ドライブ (吹替版)
/Amazon/(⇑これは旧版 4Kレストア版のBru-rayもあり)

U-NEXT (⇑旧版 上映はもう終わりましたが…ポイントをチケットに変える事ができます)
監督/ディヴィッド・リンチ 出演/ナオミ・ワッツ ローラ・ハリング
ハリウッドで女優を夢見るベティは、マルホランド・ドライブの事故で記憶喪失になったリタを助けたことから、彼女が記憶を取り戻すために協力する・・・
ストーリーはリンチ的悪夢のような世界へと没入、と思っておいて間違いないと思いますが、興味惹くエピソードが次々に始まるので長くても疲れない、リンチ作品の中では分かりやすいほう、おもしろい作品ではないと思います。
昔、自宅の小さなテレビで何度も観た映画です。それを大画面で見上げて観るという事は・・自分の腕で囲った範疇にいた物語が、自分の中の記憶からぐわっと上へと広がっていく感じでした。でも感想は同じでした。
回想、妄想。現実、非現実。よくわからない映像が入り乱れ、観たひとそれぞれ感じる事ができる映画なんでしょうね。昔、家族で感想が違うのが面白かった。(男女で違うかも)
家族1はリンチが描く悪魔が怖い怖いという。
私と家族2は、ハリウッドという場所で狂わされていく女たちのとても悲しい物語。
だいたい…リンチ監督は女性への目が優しいと思う。ガーランド監督みたいに後悔や罪悪感でもあるのか
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これも観た
唄う六人の女(2023年/日本)

唄う六人の女
/Amazon/レンタル

U-NEXT/レンタル

WOWOW/定額見放題
監督/石橋義正監督
出演/竹野内豊 山田孝之
水川あさみ アオイヤマダ 服部樹咲 萩原みのり 桃果 武田玲奈
主人公森一郎は父が亡くなり、実家の山と家を売却するため故郷に帰る。契約後、同乗した開発業者運転の車は事故を起こし、目が覚めるとそこは奇妙な女たちが暮らす村だった。
危ない女たちがいる森に迷い込んだ・・・・みたいなホラーなのかなあと思いながら観始めたのですが・・・
ホラーはホラーだけど、かなりネイチャーホラー系でした。かと思っていたら、環境問題遺産相続問題系ネイチャーヒューマンホラーだった!
ちょっとべたとも言える展開かもなので、評価は高くないかもですが、この先親の家山どうしたらいいのだろうと思っているかたにとってとても切実に感じる映画ではと思います。そしてそんな立場の人間はもう年寄りでかつ幼少期はあんな森で暮らしているわけです。
はあ・・・山とか森とかの映像・・・癒される~
歴史ものや、昔のものが映る作品が最近はとても楽しくなった。やれやれ
昔の家というのは、長く使われているのでだいたいとてもすすけて古ぼけているわけですが、映画のために新しく作られたくど(かまど)や板間、綺麗でいいですねえ。
(外観は古いお屋敷を使ってるかもしれないが、水屋は最近観光や資料のために作られたか、映画のために作られたセットだと思います)
新しいくど、いいなあ。
こゆとこで火を焚きたいなあ。なんて思ってしまう。
それから六人の女たちの着物姿が美しくてとても楽しい。
特にアオイヤマダさんの舞が美しくて良かった。
遠きにありて故郷を思い出すかた、よかったらどうぞ
六人の女たちの正体はエンドロールにあります。
やっぱり長くなってきたので、ここから別記事にします
コンパートメントNo.6 (2021年)
逆転のトライアングル(2022年)
PERFECT DAYS(2023年)
LOST人間失格(2021年ドラマ)
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