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「暗数殺人」

암수살인
2018年（韓国）

暗数殺人 デラックス版 (Blu-ray+DVDセット)

/amazon

（この映画は、実際に起きた事件をもとに構成されています）

釜山、麻薬捜査班の刑事キムに
情報提供すると、接触してきたカン・テオという男

彼は恋人を殺害した容疑で逮捕され有罪となります

数か月後突然、拘置所のカン・テオからの電話
それは驚くべき告白でした

「俺が殺したのは7人だ。。。」

拘置所でキムがカン・テオと面会すると、
彼は恋人の事件以外、6人の殺害の内容を紙に書き始めます。

供述は具体的で嘘に見えないと、キムは殺人捜査班に移り単独で捜査を始めます。でも騙されているのだと、周囲には理解されません。
ただ、部下のチョだけはキムの熱意に引き込まれ、二人は本当に供述通り遺体を発見します。

しかし発見したとたん、カン・テオは「自分は運んだだけだ」「供述は誘導尋問だ」などと言い始めます。。。

暗数殺人の意味/見どころ

そもそも暗数殺人とは？？

予告編にもあるのですが、

暗数とは、実際の数と統計上の数との差
暗数殺人とは、警察が把握している殺人事件と、実際の殺人との差を意味します。

カン・テオは熱しやすくも頭がいい、饒舌で演技的な人物。
ふとした瞬間に見せる表情、行動がどこか怖い。
常にその場を支配しようとし、
キムを呼びつけて自分の言いたい事は話しますが、質問には答えず金品まで要求するのです。

罪に問われる事になるのに、なぜ殺人を告白するのか、、、
告白した殺人は本当の事なのか、、、

調べが進むほど、
キム刑事は絡めとられてしまうのではないか不安になる。
何かの罠のように思えてくる。
カン・テオという人物の異様さ、
彼がしかける展開の不気味さが恐ろしい映画です。

でもキム刑事はカン・テオと違って静か。
彼に挑発されても、怒りがこみ上げても、ぐっとこらえます。

対称的な二人の、白熱のやりとりがとても見どころなんです。

カン・テオは犯罪者像の中でも、あまり見た事がないキャラクターです。
でも奔放に見える饒舌な喋りには伏線が混じっていて、
それは彼の人生にも重なっていきます。
観返すと、もっとおもしろくなるんです。

ストーリーは、謎や不気味さというだけでなく、
暗数殺人という、殺されたのに行方不明にされている被害者を見つけたいという、刑事の執念も込められている映画です。
ぜひ、おすすめです。

Staff  &  Cast

監督：キム・テギュン「火山高」
脚本：クァク・キョンテク（朝鮮語版）「友へ チング」
　　　キム・テギュン
音楽：モク・ヨンジン
撮影：ファン・ギソク
編集：キム・ソンミン

キャスト：
刑事キム・ヒョンミン：キム・ユンソク「チェイサー」
容疑者カン・テオ：チュ・ジフン「魔王」
相棒チョ刑事：チン・ソンギュ「エクストリーム・ジョブ」

キム・ユンソクの押し殺した刑事像のしぶさ
アイドル時代から年齢を重ねたチュ・ジフンが魅せる犯罪者の狂気
二人の役者さんに注目です！

(eiga.com)

「暗数殺人」視聴方法

（2022年7月）現在、
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sikaku