from Unsplash by Petr Macháček
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「THE GUILTY/ギルティ」
Den skyldige
2018年(デンマーク)
2021年(アメリカ)

THE GUILTY ギルティ[Blu-ray]
/by amazon
緊急通報指令室のやり取りだけで作られた、
ーデンマーク制作 新感覚 ワン・シチュエーションドラマー
あらすじ
緊急通報指令室のオペレーター、アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は、緊急とは言えない内容も多い通報に対し、迅速に時に横柄な態度でこなしていく。
行き過ぎた事件対応によって捜査から外され翌日に査問が控えている、家庭もうまくいっていない事が私用電話のやり取りから見える。
そんな彼に深夜、車中にいる女性から誘拐されたと思われる通報が入る。
アスガーは繋がった電話のやりとりのみで彼女を救うため、時に感情を爆発させ、夜を通し(回線・ネットワーク上を)奔走する・・
⦅予告編⦆
ラジオドラマ化されていますが、舞台劇にもできそうな映画。
電話のやりとりのみのラジオドラマを過去に聞いたことはあるのですが、この映画はまったく想像していなかった展開で、とても驚かされました。
そして最後・・・・とても、感動しました。
とても深い感動をもらったので、ハリウッドでリメイクされたのは知っていたけれど、どうにも観る気にならず。でも本作の配信も終わっていくし書こうかと思ったら、一応リメイクもチェックしておかないとなあと。
それでハリウッド版を観てみたのだけど、そしたら・・・めちゃおもしろかった!
これはこれでやっぱり感動しました!まあ、こんなに時間がたっていたら、リメイク版も初めて観るみたいに鑑賞できますね。というわけで本作の紹介から、リメイク版との違い、配信などを紹介していきます。
⦅こちらはハリウッド版の予告です⇓⦆
THE GUILTY/ギルティ staff & cast
デンマーク版(2018年)
監督/グスタフ・モーラー
脚本/グスタフ・モーラー
エミール・ナイガード・アルベルトセン
撮影/ジャスパー・スパニング
編集/カーラ・ルフェ
サウンドエディター/オスカー・スクライバー
キャスト/
アスガー・ホルム/ヤコブ・セーダーグレン
(女)イーベン/イェシカ・ディナウエ
(元夫)ミケル/ヨハン・オルセン
(相棒)ラシッド/オマール・シャガウィー
(娘)マチルデ/カティンカ・エヴァース=ヤーセン
・・・
ハリウッド版(2021年)
監督/アントワーン・フークア
脚本/ニック・ピゾラット
原作/Den skyldige
音楽/マーセロ・ザーヴォス
撮影/マズ・マカーニ
編集/ジェイソン・バランタイン
キャスト/
ジョー・ベイラー/ジェイク・ギレンホール
(女)エミリー/ライリー・キーオ
(元夫)ヘンリー/ピーター・サースガード
(相棒)リック/イーライ・ゴリー
(娘)アビー/クリスティーナ・モントーヤ
デンマーク版とハリウッド・リメイク版の違い
デンマーク映画の場合、主人公のアスガー(セーダーグレン)はあまり感情を出さず、冷静で淡々と業務を行っています。
(とはいえとても横柄な感じ、違法で強引な捜査も平気な人物、家庭も顧みなかったことが伝わってきます)
だからこそ余計に、後半に向かった時の彼の感情・姿勢の変化が際立っていたように感じます。このオぺレーションをやり遂げた彼に、どれだけ大きなものが残ったことか。
しみじみと感動が押し寄せてきました。
悲惨な内容でもあったのですが、希望が見えるような夜明けのラストシーンでした。
さてリメイク版はどうかといいますと。
内容はちょっと変えてあるのですが、ストーリーはだいたい同じ感じです。
でもとても対照的なハリウッド的な作品になっています。
なんとニック・ピゾラット脚本でした。 ➡トゥルーディテクティブもよろしく
静かなデンマーク版と違い、大都市で山火事も起きて救急は混乱状態。主人公は、明日は裁判所に出頭しなければならず子どもには会えず喘息で苦しみ、追い詰められ感情的。いかにもアメリカ的、犯罪が多発し人々はいらいらしている大都市。と、街や主人公の様子が分かりやすく表されています。
でも、不安、怒りをため込んでいた彼も、助けを求める電話に必死になっていきます。
とにかくハリウッド版はジェイク・ギレンホールの熱演がすごい
彼の熱演がすごくて、やはりハリウッド版もとても感動しました。
どちらを観た方がいいのか?
利用しやすい配信先に左右されると思いますが・・・
どちらも観る場合は静かなデンマーク版からの方がおすすめです。
どちらか片方観ても感動できる映画だと思います。
(のちほどの配信紹介を参考にしてください)
以下はもっと踏み込んだ違いを書いていますので、観た方のみお読み下さい。
結末で驚かされるタイプの映画なので詳しいあらすじを読まないで視聴するのがおすすめです。
タイトル「ギルティ」(罪)に関して。
アスガー(デンマーク版)もジョー(ハリウッド版)も自分の罪を見つめないようにしています。アスガーは何事もないかのように。ジョーは不安にさいなまれ全てを破綻させてしまいそうでした。自分の捜査方法を振り返る事もなく偉そうだったり否定しようとしている彼らは、緊急通報の場で、助けを求める、でも罪を犯して絶望した相手を本当に救おうとする、その時。彼らも自分に正直にならざるをえなくなる。アスガーは自分の罪を告白し、ジョーは罰を与えたかったと正直に言います。(そこのセリフが少し違います)
「救う」という行為の中で、彼らが自分の罪にも正直になっていく姿が、とてもとても感動的でした。そのことがまた、彼らをも「救う」。そこでまたしみじみと感動します。
そのあともふた作でまたちょっと違います。悲惨な話だから、ハリウッドの方はちょっと変えてあります。でもどちらも清々しい気持ちが残ります。二人はこれから警官でいられないのかもしれない。でもその夜、生涯誇りに思える警官としての仕事ができたんじゃないだろうかと思います。
THE GUILTY/ギルティ 配信紹介
(2023年10月の情報です)
デンマーク版は、U-NEXT で配信してたのですが、とろとろしてたら終わってしまった。
すみませんー
Hulu はまだ配信中、見放題作です。
Hulu は配信中です!⇓

amazon prime video ではレンタル(有料)で視聴できます
ディスク⇓
ハリウッド版は、Netflix で配信中です。
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