刑事モース~オックスフォード事件簿~ついに最終章がWOWOWで日本初公開!(悲しい・・)

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刑事モース~オックスフォード事件簿~(最終章)
シーズン9/Case34.35.36

Endeavour
2023年(イギリス)

イギリスではホームズをしのぐ人気となった刑事モースシリーズがとうとう最終章を迎えました。とても寂しい事ですが、2023年2月にイギリスで放送された最終章がいよいよWOWOWで初公開です。新作とこれまでの作品の紹介や視聴方法、放送後は感想を書いていきますので参考にしてみてください。

⇑wowowのミニガイド わかりやすい!

刑事モースシリーズは、
コリン・デクスターの「モース警部」をもとに、遡った1965年のオックスフォードが舞台となり、新米刑事時代からモースが成長し活躍する姿を描いたミステリードラマです。

最終章までの1~33話については、⇓ここで書いているので参考にして下さい。
ホームズを超える人気英国ドラマ「刑事モース~オックスフォード事件簿~」最新作31・32・33が新春元旦放映・同時配信/どこよりも早くWOWOWで
これまでの新米刑事モース1~13話、刑事モース14~33話も、全話WOWOWオンデマンドで配信中です。(吹き替え版のみらしい)

     🏰

コリン・デクスターの作品をドラマ化した、「主任警部モース」(1987年ー2000)33作
「オックスフォードミステリールイス警部」(2006年ー2015年)33作
「刑事モース」も前作で同じ33作になったので、最終章はほんとに総まとめみたいになるのかなと思います。
未解決だった事件に挑んだり、これまで登場した懐かしいキャラクターに会えるそうで、とても楽しみです。
メイキング見ると、ジョアンが結婚しちゃうんですよね。
主任警部モースは独身なのだから、わかってるけど、わかってるけど、、、
悲しいなあ・・・
本編みて納得の展開だといいですね。
私もサーズデイと一緒にもう泣いちゃうよ。

「刑事モース~オックスフォード事件簿~」最終章
 WOWOW放送/同時配信(二か国語/字幕放送)←終了しました


(2023年3月現在)放送はありません

WOWOWオンデマンド


(2024年3月)
刑事モース~オックスフォード事件簿 配信紹介


2024年3月現在
「刑事モースシーズン9」の配信はWOWOWオンデマンドのみです。

初めて申し込みの方には過去無料トライアルがあったのですが終了したようです
現在はすぐに月額料金が発生するもようなのでご注意ください
※WOWOW加入者の方は、オンデマンドを無料視聴できます。

オンデマンドでは同時配信され、現在も配信されています。(いつまでかは不明!)
「新米刑事モース~オックスフォード事件簿~」(吹替)Case1~13
「刑事モース~オックスフォード事件簿~」(吹替)Case14~36
「最後の刑事モース~知られざる舞台裏~」(字幕)/ドキュメンタリー
が、配信中です。

WOWOWオンデマンド

それでは・・・


Case34「終幕への前奏曲」あらすじと感想(ネタバレ注意です)

あらすじ
シーズン8で飲酒がやめられずぼろぼろだったモースは療養へ。
明けて署に戻って来た彼の前に、事件が連続しておきます。
オックスフォードコンサートオーケストラがツアーを終え、凱旋講演が始まりました。しかしゲストソリストが嫌がらせを受け、パーティー後の会場では身元不明遺体が発見されます。同時に過去サーズディの情報屋だった男が拷問された姿で発見されます。モースとサーズディは手分けして捜査に当たりますが、オーケストラのコンサート中にも事件が起きてしまいます。

ファンの感想
モースを見守る、まだまだ心配で仕方なく同時にとても寂しそうな表情、
息子を迎えた時のとても嬉しくて安心した表情、
サーズディの厳しくもとても大きな、父親としての表情が沁みました。
ジョアンの結婚を知って、どこかに大きな穴が開いてしまったようなモースの表情。
一度は結婚しようと言ったんだからね。

でもね、モースは孤高の道を行くのだからね。
(いや!ルイスがいる)
色々たいへんだったジョアンも立派な社会人になった。

久しぶりに見るとまたふっくらしてたくましい。お似合いだね。
(彼は太ってる方が良かったけど・・)

オックスフォードのオケが舞台ということで、音楽ならではの動機とトリックでした。
そもそも音楽が素晴らしい、「刑事モース」らしいケースで、ヴァイオリンの高音がよく響いていましたね。モース役ショーン・エヴァンスの監督作品です(ショーンは走り回ってたそうで)
これまでのドラマを観なくて、このケースだけを初めて観たとしても、楽しめるミステリーなのではないかと思いました。

未解決事件に挑めるなら、誰もが思い浮かべるのはブレナム・ベイルの事件でしょう。(シーズン2 Case9「腐った林檎」)
ひどい事件なのにこれで終わり?モースは逮捕されてしまうし、なんだこれ??と疑問が残る事件でした。警察も関わっており、挑めば嫌な事も見えてくるのかもしれません。証拠の手帳やモースの答案用紙が無くなったりした事も、分からないままです。

次回はずばり「ブレナム・ベイルの亡霊」。
パーティー会場で見つかった身元不明の遺体はブレナム・ベイルと繋がっていたのです。
すっきりする事ができるのか、それとも魑魅魍魎が出てきて、ますます嫌な気持ちになるのでしょうか、さて!

英国もカウントダウンしてたんですね

Case35「ブレナム・ベイルの亡霊」あらすじと感想(ネタバレ注意)

あらすじ
冒頭は警視ジョリファントという人気テレビドラマの画面。
すぐオックスフォードに切り替わり、不穏な太鼓。高慢な貴族階級の学生たち。
ブレナム・ベイルを調べ苦い過去が蘇るモース。サーズディは警視正職が空くカーシャル移動を希望する事にします。廃墟ではホームレスが惨殺されます。バイクに乗って出かけた画家の行方不明事件。制服警官姿の墜落遺体が見つかり、署は緊張に包まれます。しかし・・・

いろいろな出来事が繋がり事件が見えてきますが、ブレナム・ベイルに繋がっていく事件の先は霧がかかったように不明瞭なのです。

これはファンの感想です
(未視聴の方は読んだらだめですよ)
ブレナム・ベイルに封印した犯罪は新たな悪を生みます。隠ぺいというものが放つ毒薬は恐怖や退廃。ひとの精神に投げ込まれ自分の力を失っていく、じわじわと自分のどこかが腐っていく。腐った林檎というのは、できの悪い子どものことではない。ゾンビのようになってしまった大人の事なんでしょう。
一方ジョアン、北アイルランドでショックを受けた弟のサムから「後悔しないように生きた方がいい」なんて言われて、モースと会う約束をする。ジョアンは何を話したかったのだろう。行けなかったけれど。
夜、ブレナム・ベイルを調べさっそく妨害され脅された、モース宅のチャイムが鳴る。
ジョアンだったらいいな。今はうろついたら危ないんだ、なんて事になってほしい。
玄関を開けたら、ちがった。そこにいたのは!!
ものすごくほっとして、もう泣いちゃったよ。

Case36「終曲(フィナーレ)」あらすじと感想(ネタバレ注意)

あらすじ
葬式と結婚式準備の風景が交互にくるオープニングクレジットの風景。
社会に向け発言していた知識人の死に、繋がりがある事をモースは気づきます。サーズディの息子サムの精神状態は悪化し、とうとう薬物に手を出してしまう。サーズディは度重なる脅迫を受け、追い込まれていきます。そんな中、ジョアンとストレイジの結婚の日を迎えます。モースは付添人役をジェイクスに頼み、ひとりオックスフォードの悪人と会います・・・

感想

結局、ブレナム・ベイルの全ては明らかにならなかった。
ずっと気になっていた事件だったので、全部わかって、「新世界の崩落」みたいになったらいいなと思っていたのだけど・・・出てきたのは幽霊と地方の小者じゃないか、Case1で出てきた汚職刑事なんか見たくなかったよ。結局ロンドンまでは無理なんだと思った。
でもだんだん・・・・小者じゃないじゃない。
トップの在り様って一番影響は大きいだろうけど、地方の下っ端も凶悪で街を変えていく。。
自分の家族以外はどうでもいいエゴイスティックな犯罪者。
自分が認めない人間を平気で排除する排外主義者。
オックスフォードに凶悪な犯罪が広がっていきます。
サーズディの状況はもう滅茶苦茶だった(ジョアンの結婚以外)
彼は息子の薬物に苦しみ脅迫で追い詰められていった。
ラストでは、
サーズディすら闇に落とされてしまうという、
もっとも卑怯な犯罪が描かれたのでした。
そして、主任警部に続く・・・
という事だった・・

最後の銃声について
銃声はショーン・エヴァンスモースの消滅のように感じました。
拳銃をモースに渡したサーズディが自分の消滅を願ったようにも。
カウリー署の風景で最後、ブライト警視正役アントン・レッサーが役から離れ、シェイクスピアの語りが入るんですね。もう余興は終わったと。
(ちょっと胡蝶の夢みたいだ)
そして黒のジャガーが赤いジャガーとすれ違ってバックミラーに映る顔が主任警部、Case1のシーンに戻って終わった。。。
思いかけず、モースという新米刑事の物語を観る事になった。
夢のように素敵な時間でした。

(録画して観たので、いまのところ吹き替え版のみ観ました。9月になったら字幕版もみてみょうと思います)

ジョアンの結婚式
ドラマの方は、とても綺麗にできてて、その時犯人と会いにいくなんて所がまた、モースらしくてとても良かった。
でも感動は、メイキングのほうがよりあったのでした。なんかもう演技じゃない時が、みんな長く一緒にやってきて、その中のサラ‐ジョアンが昔から知ってる子で、撮影だとしても、綺麗なジョアンを見るのがうれしくてみんな幸せそうでしみじみしました。

素敵なキャスト
左から3人目は記者フラジル役のアビゲイル・ソウ。2002年に亡くなった主任警部役ジョン・ソウの娘さん。二人のシーンは特別なものがありました。初めて出会った場面(Case1)は特に素敵ですね。

だいたい字幕で観るんですが、このドラマは吹き替え版も観ます
特に矢野正明さんの声がすごくいい
土師さんはロジャー・アラムとそっくりで


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