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次の被害者 シーズン1(全8話)
誰是被害者/The Victims’Game
2020年(台湾)
Netflix が、台湾ドラマ史上最高額の制作費を用意したという(ウィキ情報)、
全8話(1シーズン)台湾制作のドラマシリーズです。
配信年に続編制作が発表されていたので、そろそろシーズン2が配信されるのかもしれません。そんな人気作なので良かったら参考にしてください。
主人公はアスペルガー症候群、という設定です。
(現在アスペルガーという呼び方はしませんが、ドラマのまま)
異常な連続事件を描くものですが、よくありそうなサスペンスものとは、まったく異なる発想の、その真相に驚かされるドラマです。
ネットフリックス公式➡https://www.netflix.com/jp/title/81227121
あらすじ
主人公ファン・イーレンは、自分の集中力・こだわりの強さを鑑識で活かし敏腕捜査官と呼ばれています。しかし指示に従わないため、上司には疎まれます。
ある日、ホテルのバスタブで溶けた死体が発見されました。
陰惨な殺人事件と思われる捜査で、ファンはすぐに被害者とされる宿泊客と遺体の人物が違っている事を見抜きます。しかし同時に彼は、捜査チームの誰にも知られるわけにいかない、自分に関係ある、ある証拠を発見してしまいます。
事件は連続殺人の様相です。チームより先んじて事件の全容を突きとめたいファンは、スクープのためなら手段を選ばないTV記者のシュー・ハイインと勝手に事件を追い、現場を余計に混乱させます。
つづく事件も、現場に置かれた身元を示すものと、実際の遺体が異なっていました。
それはいったいなにを意味するのか・・・
見どころ
ここのところ、映画もドラマもなかなか最後まで見る事ができずだらだらしていたのですが、このドラマはなぜか最後まで観ることができました!
なぜなんだろう
陰惨なシーンが多いのですが、異常な連続殺人がごろごろおきて恐ろしい犯人がぞろぞろ出てくるドラマかと思ったらすぐに裏切られ、どんどん引き込まれていました。
映像に力が入ってて綺麗で(大金がつぎ込まれている!)
作りこまれている意外性大のドラマで、見ごたえあります。
ただ、残虐なシーンが多いため、苦手な方はご注意下さい。
初回から来ますので、ご注意ください。
感想(ネタバレ注意)
事件の真相は、自分の死に意味を持たせようとした人間の行動だった。
いい事とは思えないし、実際には成功するとは考えにくいのですが。。。。
背景や思いがとても真に迫っているので、ひとりひとりが「そこ」に向かっていく姿に引き込まれ、感情がこちらのこころにも落ちてしまう。
主人公にはイライラさせられるけど、最後までいくと彼の行動に納得していた。
鑑識の仕事に集中し、過去や家族から目を背けていた彼は向き合わざるを得なくなる。
その姿にこちらも力が入った。
各話につけられたタイトルもいいです。
特に最終話のタイトル。
最後泣けました。
音楽がいい
特に3話「キャンドル」は、前半のクライマックスと思うのですが、
その時、音楽がとてもいい事に気が付いた。
人物の際立った様子と音楽が一体でそのまま結末に引きずり込まれていく。
ここですっかりはまっていました。
どんな曲かというと・・・海外の流行とかジャンルがよくわからないのですが、
日本でいうと、坂東祐大氏の「大豆田とわ子と三人の元夫」のジャジィな挿入歌。
クラッシックベースのひとが作るジャズ、みたいな感じです。
関係ないけど⇓

Towako’s Diary – from “大豆田とわ子と三人の元夫”
Staff & Cast
監督/David Chuang,Allen Chen
出演/
(鑑識官ファン・イーレン)ジョセフ・チャン
(記者シュー・ハイイン)シュー・ウェイニン
(刑事チャオ・チョンクワン)ワン・シーシェン
(清掃員リー・ヤージュン)ルビー・リン
(ボーイ/ヨウ・チョンハオ)リヴァー・ファン
(キャバ嬢ジャン・シャオモン)ムーン・リー
エンディング/Karencici「One Who Will(Find Me)」
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