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「ショーシャンクの空に」
The Shawshank Redemption
1994年(アメリカ)

ショーシャンクの空に(字幕版)
2022年5月20日21:00~23:24/ 金曜ロードショーで「ショーシャンクの空に」がリクエストロードショーされます。
たくさんの人たちと同じ時間一緒に観るというのは、配信で好きな時に視聴できる時代になったから余計に特別な事みたいに感じますね。
放映を前に、久しぶりに観返してみました(およそ、15年ぶり)
それから、初めて原作も読んでみました。
その感想・原作と映画との違い、現在の配信サービスでの視聴方法も紹介しますので、よかったら参考にしてみて下さい。
staff & cast
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング「刑務所のリタ・ヘイワース」(1982年『恐怖の四季』よりー春は希望の泉ー)
音楽:トーマス・ニューマン
撮影:ロジャー・ディーキンス
編集:リチャード・フランシス=ブルース
出演:ティム・ロビンス
モーガン・フリーマン
ボブ・ガントン
ジェームズ・ホイットモア
あらすじ
1947年メイン州のポートランド。銀行副頭取のアンドリュー・デュフレーン(アンディ)は、妻とその愛人を射殺した疑いで逮捕、無実を訴えるも終身刑を言い渡され、重犯罪者が入るショーシャンク刑務所に送られる。
そこには殺人を犯し長期収監されるレディング(レッド)がいた。彼は服役者から注文を受け外部から物を運び入れる「調達屋」だった。ある日アンディはレッドに岩石を割って調べるためのロック・ハンマーの調達を頼み、交流が始まる。
まるで刑務所にいないかのような雰囲気をまとうアンディだったが、所内の暴力から逃れる事はできなかった。しかし刑務所所長をはじめとする職員に銀行家時代の能力を重宝されるようになり、彼の状況に変化が起きる。
初めて原作を読む
スティーヴン・キングは観てから読む?読んでから観る?
私の場合はテキトーで。
たまたま小説に出会えば読み、映画に出会えば観る、という感じです。
小説は映像的で文字数が多く、入り込むと小説で満足する時があり「ミザリー」なんか、キャシー・ベイツが大好きなのに観る気がしないままです。
でもだいたいは・・・読んだ小説が映画になると観に行きますね。
映画の方を先に観た場合、小説を読み進むのがちょっときびしい事が多いです。(私の場合です!)
「ショーシャンクの空に」は映画館で観たあと、ビデオで何回も観すぎたみたいで、ここ15年くらい視聴していませんでした。
時間もたったのでこの度は原作を読んでみました。
ずいぶん前に観たきりの方、まだ映画を観た事がない方、
放映前に原作を読むのもいいかもです。
中編小説なので、けっこう早く読めました。
それで原作「刑務所のリタ・ヘイワース」を読んでみたら・・
ものすごく感動した~
小説は、とても美しい物語でした。
これから小説を読む予定の方は、↓本の読後に見て下さい!
《※小説は(映画も)大戦直後、それも刑務所が舞台ということで、性暴力のシーンや差別的な言い回しがあるので注意が必要です》
刑務所という暴力的な場所で、終身刑という永遠を過ごし希望を失い、自分がなにものなのか罪すらも思い出せなくなる。
同じ事を繰り返すそんな毎日で、美しいもの、美しいことに出会うのがどれだけ大切であることか。。。。
映画はアンディが中心ですが、小説はレッドが主役です。
彼はどんな環境でも自分らしく生きようとするアンディという存在に興味を持ち、アンディを語る語り手になる。
そしてアンディのした事、くれたものにはっとします。
映画ではアンディの言葉や行動で希望というメッセージが伝わると思うのですが、小説では、アンディは時間をかけて磨いた石英をレッドにあげます。
その石をレッドが覗く場面を読んだ時、眩しい光が金粉を散らしぱあっと広がり輝く光景が見えました。
その光がとても美しかった・・・
それが希望というものかと思いました。
それまで、刑務所の場面に色を感じていなかったと気が付きました。
レッドはそんな美しいものを観たり感じた事がなかったでしょう。
同時に彼は、アンディの生き方、創り出した美しさに応える力を持っている、と言えると思います。
小説の最後の一文を読み終えて、なんて美しいと再び思いました。
人生はこんなに美しい。
一人一人の人生はとても美しくて尊い、
そう分かってから、贖罪が始まるのかもと。
諦めず伝え続けたアンディの姿が映画へ繋がって
ここまで人気が続いているのかもしれないと思いました。
で、映画「ショーシャンクの空に」を久しぶりに観た感想
やっぱりもう
めちゃくちゃおもしろいです!!
最初のアンディとレッド、
二人が映ってるカットだけでおもしろい。
どれもこれもおもしろい
(なんだか「デッド・ゾーン」と同じ感想だ)
原作を読んでもやっぱりおもしろい。
小説と同じ、一人称の語りの進行で、語られるように映画も描かれる。
モーガン・フリーマンという語り手を得たところでほぼ成功だったんじゃないでしょうか。
それともちろんティム・ロビンスですね。
有名俳優さんだと、大脱獄アクション映画になりそう。
観て時間経ち過ぎると、スティーヴン・キングはやっぱり超常ものがいいとか、ティム・ロビンスはやっぱ変な役がいいとか思っていたのですが、
いえいえ
やっぱりおもしろくて、いい映画でした!
「グリーン・マイル」も好きな原作で映画なんですが、同じ監督さんですね。
小説の時間感覚と近い感じで描かれてる気がします。
(「ミスト」の事はさておいて)
(モーガンさんが好きだったからセクハラ発言問題にはがっかりしました。暴行したわけじゃないんだからとか言ってないで、相手がどんな気持ちだったかよく聞いてあげてほしいです)
映画と原作の違い
違う所は沢山あって、レッドの語りで進むのは同じですが、まず主人公はアンディであり彼が中心になるよう描かれているため変更もあります。
ちょっとずつ未来・顛末も違っています。
登場人物を減らし分かりやすくしてあります。
でも、同じもののような感じで観る事ができるのではと思います。
原作と一番違っているのは、小説ではちょっと出るだけのブルックス。彼の役割、その後がしっかり描かれている事です。
アンディが活躍できる図書館を維持し、レッドの未来を指し示した、大切な存在となっています。
アンディがレコードを見つけるシーンは映画のオリジナルです。
小説でアンディが美しさを石に見い出したように、
音楽が、美しさ人間らしさを思い出させるシーンになっています。
「ショーシャンクの空に」を配信視聴する方法/4K版は劇場上映されるらしい!
本作は Netflix 、U-NEXT 、Amazon Prime Video 、などなど、複数のVODで視聴が可能です。
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プライム会費は月500円、30日のトライアルもあります。
プライム会員にならなくても、レンタル(有料)視聴できます。
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原作↓ おすすめ!!
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なんと!4Kデジタルリマスター版『ショーシャンクの空に』が、2022年6月17日(金)より、全国で順次公開されるそうです!
公開映画館は、 地域の映画情報でチェックしてみてください!!
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